小坂本町一丁目映画祭vol.6 当日の様子

写真提供:今井義朗


―――2008年2月17日(日)

とうとうやってきました、小坂本町一丁目映画祭vol.6。
会場はM.I.F.製作『カササギの惑星』で登場したプラネタリウムがある、同じ豊田産業文化センター(改装中)。vol.5と同じ会場です。
天気は、雪がちらついていました。2月ってまだまだ寒いんだ、と実感させてくれます。

悪天候の中、お客さんがくるかな・・・と心配していましたが、開場と同時にお客さんが続々と来場!
のべ315人もの方々にご来場いただきました。産文センターの駐車場が満車で来場をあきらめられた方もいらっしゃったのではないでしょうか?

例年通り綺麗な受付嬢たちが入口でお出迎えです。
入口はとても寒く、受付嬢たちはコート着用(右写真)。


ロビーでは、上映作品を販売したり『カササギの惑星』のメイキング展示ブースなども設置。
これは・・・・! 自主映画まみれになれますね。


さて、今年の司会は伊豫駄博樹さん(写真右)と出原愛子さん(写真左)の両名。
伊豫駄さんは、浜松の劇団「ムナポケ」所属の役者さん。映画祭の司会は、これで三回目。慣れたものです。
出原さんは、以前はタレント・MC業もやられていた大ベテラン。安心して任せられる二人です。

今回の映画祭は
数本続けて上映→監督インタビュー→休憩&監督とトークセッション→上映・・・
と、このように進行していきました。

途中でサブ会場からの(たぶん)生中継を放映したり、恒例の協賛CMを流してましたよ。

―――ではでは、上映後の監督インタビューの様子をご紹介。

胸にのこる青春、そして笑いが交じった第一部。
朝一番の作品で観客の入りは少なかったのですが、アンケートの評価が高い作品が集まってました。
見れなかった・もう一度見たい!なんて方は、M.I.F.ストアでDVDを購入しましょーう。

左写真:『黄色い鳥と緑の犬』川合智海 監督、『西からやってきた恋』植田ya素彦 監督
右写真:『GRIM AGE』巨体リーゼントで顔が見えない高津さん、『あかね雲―初恋―』阿曽多寿子 監督

年齢制限あり(?)な第二部。
一時間の長編。クオリティーが非常に高く最後まであっという間です。

『FLYINGBIRD』児山隆 監督(写真中央)
この後、児山監督は撮影があるため急いで東京へ帰りました。遠路はるばるありがとうございます!

アクションあり・涙あり・笑いあり。色々そろった第三部。
「感動した!」との感想が集中してました。

左写真:『笑ひ教』葉子 監督、『こうかい』加藤康裕 監督、『とべないトリ』杉田崇 監督
右写真:『SECRET PLAN』安田淳一監督 (隣のぼんやりした赤いのはチャイナ服の伊豫駄司会者)


『昨日の町で、』岩松顯 監督。子役の石原明芽さん(写真中央)は、作品時より成長してますねー。
NHK朝の連続テレビ小説「ちりとてちん」に出演の宮嶋麻衣さん(写真右)は今年もかけつけてくれました! 役者オーラが増してましたね。まぶしかったよ。礼儀正しく気持ちの良い女優さんです。

これで最後だ第四部。
加藤監督は映画祭vol.1から皆勤賞。「市民映画プロジェクト」で市民と市で作り上げた作品です。いつもの加藤監督作品とは一味違いますね。
また、鈴木監督の作品は音楽と映像に釘付けだった、面白かった、怖かった、目が離せなかった、など多くの感想があった手書きアニメ。ゾンビが題材でも怖くないぞ、きっと。

左写真:『それ行け!ドラマチック放送局』加藤行延 監督と出演者ずらり
右写真:『レッツゴー番長デッドオアアライブ完全版』鈴木専 監督とボーリングピン(司会者)

そして最後は、M.I.F.第二回作品『カササギの惑星』伴野悠吏 監督
ほんのり温かい気持ちになって映画祭の最後をしめくくります。

左写真:馬面を被った監督と出演者一同。監督は馬面を被るのが夢だったそうです。注)白馬は司会者です。
右写真:今をときめく伊藤宏貴くん(写真中央)と、緊張気味の伊達 翼くん(写真右)。二人はスーツが似合ってますね。ちなみにジャージのおじさんは、役者の太田泰彦さん。映画祭ではスタッフとして協力してくれました。

監督インタビューは以上。こんな感じです。
司会者のお二人、ご苦労さまです!

―――って、これだけじゃないですよ、小坂本町一丁目映画祭は。
サブ会場もすごい―――


こ、こんなに人が・・・!


何してるか、っていうとですね・・・


休憩時間に監督とトークセッションしたり

エンジェルカードが体験できたり

ゲームで負けるとテレビに出演できちゃったり

手作りオニギリ、お菓子、お茶(すべて無料)でお腹も満たすことが出来るのデース。
楽しい会場なのですよ。ちなみに生中継発信所もこの会場だったのですよ。

また、サブ会場に設置されたメッセージボードには、観客のみなさんから沢山メッセージをいただきました。
メッセージは各監督へ手渡しました。みなさん、ありがとうございます!

―――これでも終わらない、小坂本町一丁目映画祭。
映画祭終了後は、こざほん交流会だ―――


そうですよ、「交流」がテーマですから! まだまだ続きます交流。


映画祭終了後、会場近くの『桜のつぼみ』で交流会という名の飲み食いです。
上映作品の監督さんはもちろん、出演者、関係者、飛び入り、酒好き、映画好き、なんか好き、が集まってます。予想以上に人数が集まり、会場内は満席なんてもんじゃなかったです。盛況ですね。

ここで、サプライズ。
監督のみなさんに、記念品の写真と賞状をプレゼント。
写真は映画祭終了後に撮影したものです。(右写真)

出来立てほやほやの写真を、宮嶋麻衣さんから皆さん渡していただきました。
宮嶋さんは「ちりとてちん」クランクアップを明日に控えてましたが、交流会まで参加してくれました。感謝感激。

大変混雑した交流会会場でしたが、映画祭同様、事故もなく無事終了しました。
「みなさん、とても気持ちの良い方ばかりですね」と桜のつぼみ店主から温かい言葉を頂きました。

寒空の下で出欠をとり、入口隅でご飯を食べつつも、会場を仕切ってくれた交流会幹事たちの協力があったからこそ、でしょう。ご苦労さまです、幹事のみなさん!


映画祭にお越しの皆さん
上映監督のみなさん 産業文化センターのスタッフの皆さん

そして、 M.I.F.のスタッフ
小坂本町一丁目映画祭に協力してくださったメディアと、多くの皆さん。

ありがとうございました!




また来年、会いましょう!
次回は、観客か監督か・・・決めるのはあなたたちです!